富裕層マーケティング
お金持ちの思考回路がわかりますか?
もし、あなたが、
・金払いの良い富裕層をお客にしたい
・セレブな顧客との付き合い方を学びたい
・お金持ちがお金を使うポイントを知りたい
といったことに興味があるなら、この新刊本「富裕層マーケティング」は非常に役に立つ一冊になるでしょう。
なぜなら、この本は「富裕層」つまりはお金持ちを相手にしたビジネスの実にいろんな事例や彼らに高額の商品やサービスを売っていく
マーケティング方法が網羅されているからです。
というのも、この本の著者は、アメリカで一番多くの億万長者を生み出した現役マーケターでコンサルタントのダン・S・ケネディですからね。
彼の周りには億万長者メーカーの名の通り、おびただしい数の富裕層がいます。誰よりもたくさん富裕層という人種に接しているダン・S・ケネディだからこそ分かる「お金持ち完全攻略法」がこの本には書かれているというわけです。
ダン・S・ケネディによると富裕層と一言で言ってもいろんな分類ができるそうで、
例えば、
・ウルトラウルトラ富裕層
世帯収入が百万ドル以上。純資産は1千万ドル以上。
・ウルトラ富裕層
世帯収入が25万ドル以上。純資産が300万ドルから 1千万ドル。
・富裕層
世帯収入が15万ドルから25万ドル。
主要な住宅や、別宅の資産価値を含む純資産が百万ドル以上。
・マス富裕層
世帯収入が8万5千ドルから15万ドル。純資産が25万ドル以上。
というように、そこまでのレベルですと正直いまいちピンと来ませんが(笑)、一言にお金持ちと言ってもその中でもいろんな種類があり、それぞれが違った思考回路を持っているのでアプローチの方法も違うんだそうです。
また、彼らのこういった収入面からも分かるように、実のところ一般層の顧客に1万円の商品を売るより、富裕層に3万円の商品を売るほうが簡単です。さらに言うと、お金を持っていて抜群の購買力を誇るので2度目、3度目と商品をリピートしてもらうことも難しくありません。
その上、彼らは基本的に商品の値段よりも品質重視の人が多いので、商品の細かい価格についてつべこべ言ったりしない「良質」な顧客と言えます。
とは言え、いいところばかりではありません。
富裕層というのは、人口に占める割合が少ないので売る売らない以前の問題として見つけ出すのが困難です。ただ、この本にはどうすれば
富裕層を見つけ出せるかについてもしっかり書かれているので、まさに富裕層を相手に高額な商品を売るビジネスをするための「バイブル」として活用できる一冊と言えます。
もし、あなたがセレブをお客にして、ビジネスを大きくしていきたいなら非常にオススメできる一冊なので、是非一度手に取ってみてください。
※富裕層マーケティングは、2016年8月10日をもって残念ながら絶版となってしまいました。